■春風の悪戯♪ 第二話

「A子、適当に料理頼んでおいて♪」

雄一朗は

バスで市内のお店に向かったのだが

思いのほか渋滞をしていて

A子との約束の時間に少し

遅れてしまった・・・

バス停からちょっと急いで

暖簾をくぐると

A子は、すでに予約をした個室にいた

まだ、注文をしていなかったので

メニューを見ながら

何だかな~と思いながら

コース料理を注文した

水槽から引き上げたばかりのふぐを

料理してくれているので

お皿にのった状態でも

まだまだ元気よく動いていた

A子は、楽しそうにスマホのカメラを

向けていた

A子は、まだ20歳♪

【つづく】

※ストーリーに登場する人物等は
 全てフィクションです