■陽だまり 第二話

★自称小説家『さいとう たかお』の
 ちょっと甘くて切ないラブストーリーを
 お楽しみ下さい!

腰まで届くロングヘアーが

とても魅力的であった

あの子だったが

娘の朝子も同様のスタイルをしていた

雄一朗が若い頃

あの子と付き合っていたわけでもなく

特別好意をいだいていた訳でもなかった

だが、今回は朝子に胸がトキメイタ

何故だろう・・・

年齢と共に時間の流れが

雄一朗の女性を見る目を変えたのだろうか

朝子とあの子(母親)と3人でよく食事に出かけた

この3人を見て

周りの人は、雄一朗とカップルなのは

娘のほうなのか?

それとも自分(母親)のほうなのか?

あの子は、そんな事を言って

笑っていた

もちろん

朝子と二人でも出かけるように

なっていた

【つづく】
※ストーリーに登場する人物等は
 全てフィクションです