『彼氏さんに選んでもらいますか?』
大学を卒業した頃だったか
何かの用で大学近くで
たまたまK子を見かけた
K子は
『三宮に買い物に行こうかと
思って・・・』
雄一朗は
「じゃあ、三宮まで送って行くよ♪」
二人を乗せたpeujeotは
とある百貨店に向かった
ワンピースを選ぶK子は
気に入った2着のうちどちらにしようか
と迷っていた
すると、店員さんは冒頭の
質問を投げかけた
「えっ、僕が彼氏??」
そんなふうに思ってもらえただけで
雄一朗は満足だった
Air mailの返信は
「ごめんなさい・・・」
から始まっていたのだから
【完】
※ストーリーに登場する人物等は
全てフィクションです