■黄昏 第一話

「貴方は、どんな子がタイプなの?」

「うん、そうだな~」

「えっ、どんな子かって聞いてるの!」

「それは・・・

 僕の目の前にいる子かな♪」

こんな会話を一度してみたいものだと

雄一朗は思っていた

夏の日差しを感じ始めた頃

そんな会話が出来そうな予感がしていた

1年ちょっと前に知り合ったキョウコ

また、思いついたように

半年振りに誘ってみた

「キョウコ、晩御飯のお店はどこにしようか?」

雄一朗がLINEを送ると

「どこかお勧めあります~?」

と返信があった・・・

【つづく】

※ストーリーに登場する人物等は
 全てフィクションです