土地探しのポイント1
赤井 一哉赤井 一哉

デザイナーズハウス木屋の赤井です。土地探しのポイント1についてお話し致します♪

土地探しは難しいものです。
しかし、ポイントを知るだけで土地選びで後悔することは激減します。住宅を購入した人の8割が、土地選びに後悔をしていると言われてます。
その後悔の原因をたどると、たった3つの方法を知るだけで、解決することがわかりました。

 

まず、失敗した土地選びの原因で多いのが、不動産屋、工務店、ハウスメーカーによる原因です。
 
なぜ、家づくりや土地探しのプロである彼らが失敗の原因になるのか?そう疑問を持たれたかも知れません。しかし、本当に彼らが土地選びを失敗に導いているのです。
 
では、なぜ彼らが原因なのか?その理由は?

 

土地情報の提供の仕方に問題があるのです。では、どのように情報を与えるか考えてみましょう。
業者はたくさんの土地情報を提供したいと考えています。そのためいくつもの不動産業者に連絡をして、多くの情報を提供するのです。
しかし、その方法に問題があります。どのような問題かというと・・・その情報を見ているあなたが、土地探しの素人だ!ということなのです。
 
これはあなたを責めている訳ではありません。
多くの方は一生に一度しか土地を購入することはないのです。そんな中で数多くの不動産情報を与え、しかもその判断を土地探しの素人であるあなたにさせてしまうのです。
 
これでは失敗しても仕方がありません。
損をしたくない、失敗をしたくないという思いから、土地探しの情報で勉強し、そこに書いてある内容を元に土地探しをするのです。これを責めることはできません。
 
私どもが怒りを感じるのは、お客様(あなた)が土地探しの素人であることをプロである工務店や不動産業者が知らない、もしくは知っているにもかかわらず、その情報だけで判断をさせようとしているのです。
 
本当におかしいです。ではどうすれば良いのか?
 
簡単な質問をしてみます。
 
[良い土地はどっちでしょうか?]
 
①南側道路の四角い土地
②東側斜面地の変形地
 
これは①で間違いない!普通はそう思われますよね?
 
しかし、住宅のプロである我々はこれだけで判断はできないのです。なぜなら、土地探しにおけるもっとも大切な要素が抜けているのです。
 
それは、「土地は、建物があってはじめて生きる」ということなのです。
 
具体的にお話をすると・・・
 
例えば、お休みの日を想像してください。
 
南側道路の四角い土地の場合、家の前に出てみると人が歩いている可能性がありますね。リビングから見える景色は、車、近所の人が世間話をしている姿・・・本当にリラックスをするのはむずかしいかも知れません。
 
では、東側斜面の変形地の場合、東側にリビングをもっていくと、窓を開放していても誰も見ていないのです。もしパンツ一枚で外を眺めていたとしても、誰にも変な目で見られることはありません。あなただけの空間を楽しむことができるのです。
 
そして最も大きなこと・・・
 
それは、土地の価格です。
 
南側道路の四角い土地と東側斜面の変形地、同じ坪数だとしたらどちらが安いでしょうか?
 
答えは明確ですね!
 
土地は建物次第で生きますし、死にもします。
 
我々は安くて良い土地を選ぶ、それは「土地と建物のバランス」を考えることが大切なのです。
 
[そのために大切なこと]
 
土地探しで後悔しないための方法の一つ目は、気に入った土地を見つけたら、まず建物のプランを考えること。
 
そうは言ってもご自身で思い通りのプランを描くのは難しいですよね。プラン集などがあればいいですが、用意できなければ、プランの書ける人、もしくはそれに準じる人と一緒に土地を見に行くことです。
 
しかし注意が必要です。プランを考えるとき、注意しないと大変なことになります。せっかく安くていい土地を見つけても、建物の価格が高くなっては意味がありません。
 
[プランを考えるときのポイント]
 
同じ100㎡の4LDKの間取り、トイレが1つ、お風呂が1つ、
使う材料が全て同じでもプランによって金額は変わってしまう場合があります。
じっくり読んでください。
 
100㎡の住まいが2棟建っています。
片方の住まいは10メートル×10メートルの正方形の家。
もう片方は1メートル×100メートルのうなぎの寝床のような長方形の家。
 

どちらも同じ100㎡

 
この2つの住まいは同じ坪数ですから同じ金額で建つと思う方がいらっしゃるかもしれません。
 
10メートル×10メートルの正方形の住まいの外周は、10メートルの壁が4面あるわけですから40メートル。
1メートル×100メートルの長方形の住まいの外周は1メートルの壁が2面、100メートルの壁が2面、合わせて202メートルです。
 
同じ坪数の家なのに片方の外壁は40メートル。
もう片方の家は外壁が202メートル。
 
同じ大きさの家でも同じ金額では出来ません。これはほんの一例です。
 
自分たちの要望をむやみやたらにカタチにしていくと、大変なことになる場合があります。
 
プランを考えるとき、建物の金額を意識しなければなりません。同じ大きさ、同じ仕様の建物でも安く抑えるコツがあります。
 
「土地探しのポイント2」につづく
 
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㈱デザイナーズハウス木屋
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