「「さいとうたかお」の短編小説」 List

知人からの年賀状に 「ハワイは何度行っても良いものですね♪」 観光地での写真には知人の楽しそうな笑顔が 写っていた そう言えば ハワイに最後に行ったのが確か13年前 また、体の元気なうちに行ってみたい と思ってしまうのは […]

「そうそう、良いよR子ちゃん♪」 「じゃあ、ちょっと右を向いて 左手を髪に当ててみようか」 R子には、雄一朗の専属モデルを してもらっていた 知り合ってからだと もう10年くらいになるだろうか 今までのR子との思い出が […]

A美は、食べ放題メニューの刺身を 旨そうに食べていた 雄一朗は ふと、R子の事を思い出した 実は、数ヶ月前にR子を誘おうと思い LINEを送ると 「私こと、この度結婚する事になりました♪」 「えっ・・・」 何度もLINE […]

茹だる様な夏が過ぎ去ろうとしていた だが、秋というには、まだ早いか そんな頃、久しぶりにA美からLINEがあり 食事に行く事になった 半年振りくらいか A美は綺麗になっていた 女性で言うところの「女ざかりか♪」 雄一朗は […]

『この後、どうしようかな♪』 志保はちょっと酔っているのか 髪をかき上げながら 少し笑みを浮かべてそう言った 雄一朗のタコメーター（回転計）は レッドゾーンに差し掛かっていた 程なく、お店を決め とあるバーに二人は身を滑 […]

梅雨明け前のムッとする夕暮れ 待ち合わせの場所に 志保はいた 二人でいると夫婦に見えるのか？ それとも恋人同士なのか？ ちょっと可笑しくなった ただ、こんな冴えない俺と食事に 行ってくれるだけで感謝しないと いけないな […]

『美味しいご飯を奢ってよ♪』 志保は、雄一朗と同い年だが 可愛かった 学生時代 付き合おうかとも思った時期があったが 選びシロが豊富にあったので 実際に付き合うことは無かった もし、何かのひょうしで志保と 一緒になってい […]

『わたし、遠慮はしないので♪』 志保は、LINEにスタンプを送ってきた 雄一朗は 子供（と言ってももう成人しているが） に会う為、2～3ヶ月に一度子供に会いに 　 2泊3日の小旅行に行っている 予定は、子供との食事以外は […]

『梨奈、いくつになった？』 雄一朗は聞いた 『いま、25歳♪　先月が誕生日だったの』 ちょっと照れながら 梨奈は答えた えっ？ 確か、梨奈と最初に会ったのは 7年か8年前 と言う事は、その時梨奈は・・・ 古民家を改装した […]